感動!おすすめの打楽器アンサンブル曲(七重奏・八重奏編)

こんにちは、Homerです。

再び打楽器アンサンブルのおすすめ紹介記事を書きます。今回は、大きめの編成の楽曲でかつ、自分の好みを前面に出した曲の紹介になります。

愛してやまない打楽器アンサンブル曲たち

僕は昔から、打楽器アンサンブルが大好きでした。だって、楽器の性質上、表現のダイナミックさは金管・木管アンサンブルよりもずっと勝りますし、「これでもか」というほど心が動かされる曲が多い。

個人的には、ギリングハム作品やグラステイル作品のような明快なリズムで高い演奏効果が得られる曲だけではなく、曲の完成度が高く旋律が単純でない楽曲にも注目したいものです。

選考基準としては、

  • 楽曲の完成度が高く、一般に「名曲」と言われるもの
  • 楽曲の持つパワーが大きいもの
  • 上位大会で結果を残せるもの
  • 筆者が聴いていて感動するもの、思い出補正(主観)

といった項目から総合的にポイントの高いものを選出しました。




バリ島からの幻想曲Ⅱ(打楽器7重奏/伊藤康英)

同じ伊藤さんの曲だと6重奏の「バリ島からの幻想曲’84」が有名ですが、あえて僕はこちらを推します。

「バリ島からの幻想曲’84」と比較すると、曲調は暗いです。しかしながら、5/8のリズムや元祖バリ島と比べて暗く哀しささえ感じさせてくれる旋律に惹かれずにはいられません。

ぜひこの曲にチャレンジする団体が増えればと思います。

最後のロマンス(打楽器8重奏/宍倉晃)

こちらも小平第三中学校や埼玉栄高校などが名演を残した楽曲。いかにも邦人作曲家のそれらしい、パワフルな曲に仕上がっています。

マリンバとビブラフォンを2台ずつ使用するため、演奏できる団体は限られてしまいそうです。

そして静けさは森の中へ…(打楽器8重奏/天野正道)

天野正道さん「ペンタゴン」や「ラ・マレー・エ・ラルグ」も良い曲ですが、私は「そして静けさは森の中へ…」の持っている潜在的なパワーの高さを評価します。

最後に出てくるカデンツが、まさに天野作品の頂点ですね。この部分は、いい楽器を使用するほど映えるフレーズです。

しかし、この曲を理想的に仕上げている団体は、少ないですね。確か、石川県の能美市立根上中学校の演奏はかなり素晴らしかったと記憶しています。埼玉栄の演奏はまだ聴いたことがないので、音源が手に入り次第聴きたいですね。

あいの風(打楽器8重奏/長生淳)

さすがは長生さん。ベース音を重視していますね。打楽器アンサンブル曲では比較的無視されてきた楽曲の重厚感が、この曲には顕著にあらわれていると思います。

しかし、この楽曲もあまり上位大会には出ない印象。マリンバを3台用意する必要があるからでしょうか。

鳥たちは凡て、地へ還る…(打楽器7重奏/阿部勇一)

これを初めて聴いたときは、あまりのセンスの良さに泣きそうになりました。現代曲の体ではありますが、一方で旋律の美しさ、クライマックスの爽快感がたまりません。これほど完成された打楽器アンサンブル曲も少ないのでは?

とにかく、多くの方に知ってほしい楽曲です。

 編集後記

全国大会の記録を見ていましたが、埼玉栄が強すぎますね。上位大会で毎年金賞ばかりを取り続けられる学校は、大変珍しいです。ほかにあるとしても、学校ではなく一般になってしまいますが、一般部門のしばきや本舗とヤマハ浜松くらいでしょうか。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする